宅地造成とは──宇都宮で家を建てる前に土地を整える工事
宅地造成とは、山林や農地、起伏のある土地を、家が安全に建てられる状態に整える工事の総称です。ハウスメーカーや工務店が建物を建てる「前」の工程をすべて受け持つのが私たちの仕事で、具体的には次のような作業を組み合わせて進めます。
切土・盛土
高い部分の土を削り(切土)、低い部分へ土を運んで締め固める(盛土)ことで、敷地を計画の高さに揃えます。盛土は一度に厚く積むと後から沈むため、土を少しずつまき出して重機で転圧を繰り返すのが基本です。
擁壁工事
隣地や道路と高低差のある敷地では、土が崩れないようコンクリート擁壁で土留めをします。鉄筋を組み、型枠を建て込み、コンクリートを打設する──造成の中でも特に精度が求められる工程です。
排水・側溝
雨水の逃げ道がない土地は、どれだけきれいに均してもぬかるみや水たまりに悩まされます。側溝の据付や雨水管・汚水管の布設で、水の流れを設計どおりに作ります。
舗装・仕上げ
進入路や駐車場のアスファルト舗装、土間コンクリートまで仕上げて、建物工事へバトンを渡せる状態にします。
分譲地の開発では、これらに加えて区画割りに合わせた給排水の引き込みや開発道路の築造まで含まれます。株式会社エビケンは宅地造成・開発を主力に、外構・舗装・解体まで含めて令和7年には年間110件の工事を施工しました。
宇都宮の造成工事で株式会社エビケンが選ばれる理由
重機16台・建設車両23台を自社保有
バックホウなどの重機16台と建設車両23台を自社で保有しているため、リース手配や回送待ちで工程が止まりません。現場の状況に合わせて機械をすぐ入れ替えられることが、段取りの速さと工期の安定に直結します。
調査から造成・外構まで一貫対応
現地調査、造成計画のご提案、造成工事、完成後の外構・舗装まで自社で一貫して対応します。工程間の引き継ぎロスがなく、窓口がひとつなので「どこに聞けばいいか分からない」がありません。
大手基準の品質管理・書類対応
分譲地造成などで求められる工事写真・出来形の管理や安全書類の作成に対応しています。個人のお客様の工事でも同じ基準で記録を残しながら施工します。
建設業許可9業種+産廃収集運搬
建設業許可は土木・とび土工・舗装・解体など9業種。産業廃棄物収集運搬業の許可(栃木県・埼玉県)も保有し、解体を伴う造成から廃材の運搬・処分まで自社管理で完結します。
| 創業 | 2017年(従業員18名) |
|---|---|
| 年間実績 | 110件(令和7年) |
| 保有機材 | 重機16台・建設車両23台 |
| 建設業許可 | 栃木県知事 許可(般-6)第25992号(土木・とび土工・石・鋼構造物・舗装・しゅんせつ・塗装・水道施設・解体) |
| 産業廃棄物収集運搬 | 栃木県 第00900248295号/埼玉県 第01100248295号 |
| 対応エリア | 宇都宮市を中心に栃木県全域・近県 |
宅地造成工事の流れ
初めての方でも進み方がイメージできるよう、ご相談からお引き渡しまでの標準的な流れをまとめました。
- 現地調査・ヒアリング敷地の高低差、前面道路との取り合い、隣地との境界、水の流れる方向を実際に歩いて確認します。図面だけでは分からない「雨の日にどこへ水が集まるか」まで見るのがポイントです。
- お見積り・工事計画のご提案切土と盛土のバランス、擁壁の要否、残土の処分量を踏まえてお見積りします。費用の目安は、トップページの概算見積シミュレーターでもその場でご確認いただけます。
- 近隣へのご挨拶着工前に近隣の皆様へ、工事の内容・期間・車両の出入りをご説明します。重機や大型車が出入りする工事だからこそ、ここを丁寧に行います。
- 着工(造成工事)伐採・表土すき取りから、切土・盛土、擁壁、排水、舗装へと進めます。工程ごとに写真を撮り、記録を残しながら施工します。
- 検査・手直し仕上がりの高さや擁壁の出来形を確認し、必要な手直しを行います。開発許可を伴う工事では行政の完了検査に対応します。
- お引き渡し工事写真などの記録とあわせてお引き渡しします。その後の外構工事や追加のご相談もそのまま承ります。
宇都宮市・栃木県内の宅地造成 施工実績
宇都宮市を中心に、小山市・芳賀郡市貝町・下野市・壬生町など栃木県内各地で、分譲地の開発造成から個人宅の敷地造成まで手がけています。






「この土地に、未来を描く。」を合言葉に、更地になった後の暮らしまで見据えた造成を心がけています。造成予定地の現地調査から、お気軽にご相談ください。
掲載写真はいずれも施工例です。お施主様・発注者様の情報は掲載しておりません。
宇都宮で造成するときに関わる許可・届出
宅地造成は「土を動かせば終わり」ではありません。土地の場所と規模によって、着工前に取っておくべき許可や届出が変わります。ここを飛ばすと工事が止まり、最悪はやり直しになります。個人のお客様が全部を把握する必要はありませんが、どんな手続きがあるのかを知っておくと、業者選びの判断がしやすくなります。
開発許可(都市計画法)
一定規模以上の土地の区画形質の変更には、都市計画法第29条の開発許可が必要です。市街化区域内は原則1,000平方メートル以上が目安ですが、自治体の条例でこれより小さい面積が定められている場合があります。市街化調整区域では原則として面積にかかわらず手続きが必要です。窓口は宇都宮市の都市計画課(開発指導)です。
盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)
危険な盛土を用途に関係なく規制する法律で、2023年に全面施行されました。栃木県は2025年4月1日に県内の規制区域を指定しています(宇都宮市を除く)。宇都宮市は中核市のため、市が自ら区域の指定と許可事務を行います。市内の土地は宇都宮市が窓口です。
農地転用(農地法)
農地を宅地にするには農地転用の手続きが必要です。自分の農地を自分で転用する場合は農地法第4条、売買や貸借を伴う場合は第5条。市街化区域内は農業委員会への届出、市街化調整区域は許可が必要で、期間も難易度も変わります。
道路・水道の申請
前面道路に乗り入れ口をつくる、側溝を入れ替える、といった工事には道路管理者への申請が要ります。上下水道の引き込みも別途手続きです。造成と同時に段取りしないと、家が建ってから掘り返すことになります。
エビケンでは、これらの手続きが必要かどうかの見立てを含めて現地でご説明します。手続きが要らないと分かればそれが一番早いので、まずは土地の場所と広さだけ教えてください。概算見積シミュレーターで費用の目安を見てから、ご相談いただいても構いません。
※制度の内容と区域の指定状況は変わることがあります。実際の手続きは宇都宮市および栃木県の公式情報でご確認ください。
宅地造成の費用は、何で変わるのか
「坪いくら」で決まる工事ではありません。同じ広さの土地でも、条件によって金額は倍近く変わります。見積書を比べるときに、どこを見ればいいかをまとめました。
1. 高低差と、動かす土の量
費用の中心はここです。削る(切土)か、盛る(盛土)か、その量がいくつか。敷地の中で土を回せれば安く上がりますが、余れば処分費、足りなければ購入費が乗ります。高低差1メートルの違いが、数十万円の差になることは珍しくありません。
2. 残土をどこへ持っていくか
掘って出た土は、そのままにはできません。受け入れ先までの距離と、その時期の受け入れ単価で費用が変わります。ここを曖昧にしたまま安い見積を出し、あとから追加になる例があります。見積書に残土の処分量が書かれているかを見てください。
3. 擁壁が要るか、要らないか
高低差があると土が崩れないよう擁壁が必要になります。高さと構造で単価が大きく変わり、造成費用の中で最も大きな項目になることもあります。擁壁が要らない計画にできれば、それが一番の節約です。土の動かし方で回避できる場合があります。
4. 重機と車両が入れるか
前面道路が狭い、電線が低い、大型車が入れない。こうした条件だと、小さい機械で回数を分けることになり、同じ土量でも工期と費用が伸びます。逆に道路条件が良ければ、大きく安く進みます。
5. 水の逃げ道があるか
雨水をどこへ流すか。既設の側溝に落とせるのか、浸透槽をつくるのか。放流先が遠い、あるいは無い土地では、排水にまとまった費用がかかります。造成で一番あとから困るのが水です。
おまけ:古家がある場合
解体から造成まで通してご依頼いただくと、重機の回送と残土・廃材の運搬をまとめられるぶん、別々に頼むより安く、早く終わります。エビケンは解体工事も自社で行っています。
造成でよくある失敗と、その防ぎ方
実際の現場で見てきた「あとから困ること」です。着工前に決めておけば、ほとんどは防げます。
- 雨のあと、庭に水が溜まる仕上がりの高さだけを見て、水の流れを決めていない場合に起きます。防ぐには、造成の段階で「降った雨がどこへ向かうか」を決めておくこと。エビケンは現地調査のときに、必ず雨の日の水の道筋を確認します。
- 家を建てたあとで擁壁が必要になった隣地との高低差を残したまま造成を終え、建物の位置が決まってから土が足りない・崩れると分かる例です。建物の配置と造成計画は、同時に考えるのが正解です。
- 残土の費用が後から追加になった見積の段階で処分量が入っていなかった場合です。土量は現地を見れば概算できます。見積書に残土の項目があるか、必ず確認してください。
- 境界が分からないまま工事が進んだ境界杭が抜けている、埋まっている土地は珍しくありません。着工前に確認し、必要なら測量を入れます。あとから隣地とのやり取りになると、工事以外のところで時間を取られます。
- 外構の段階で、造成をやり直した造成と外構を別の会社に頼むと起きがちです。門柱やカーポートの位置が決まってから高さが合わないと分かる、というものです。エビケンは外構工事まで一貫で受けられるため、この行き違いが起きません。
宅地造成のよくある質問(宇都宮市・栃木県)
宅地造成の費用はどうやって決まりますか?
主に「動かす土の量(切土・盛土・残土処分)」「擁壁の有無と高さ」「排水の取り方」「重機や車両が入りやすいか」で決まります。同じ広さでも高低差や道路条件で内容が大きく変わるため、現地を確認してのお見積りをおすすめしています。費用の目安は、トップページの概算見積シミュレーターでもその場でご確認いただけます。
造成工事の工期はどれくらいかかりますか?
敷地の規模と擁壁の有無によって変わります。擁壁のない小規模な整地であれば数日から、擁壁を伴う造成はコンクリートの養生期間が必要なため数週間から数か月が一般的な目安です。現地調査の際に、工程表ベースで具体的にお伝えします。
農地転用や開発許可が必要な土地でも相談できますか?
はい、ご相談いただけます。工事の前提となる手続きの流れを含めてご案内し、手続き自体は専門家と連携して進めます。造成計画と手続きをセットで検討することで、手戻りを防げます。
残土や伐採した木の処分はどうなりますか?
残土は適正な受け入れ先へ搬出し、コンクリートがら等の産業廃棄物は、産業廃棄物収集運搬業の許可(栃木県・埼玉県)に基づいて自社で運搬し、適正に処分します。解体を伴う造成もまとめてお任せいただけます。
駐車場の舗装だけ、擁壁だけといった小さな工事も頼めますか?
お受けしています。宅地1区画の整地、駐車場のアスファルト舗装、土留めのやり替えなど、小規模な工事も自社の重機と職人で対応します。
土地を買う前の段階でも見てもらえますか?
はい。ご購入前に高低差や擁壁の要否を確認しておくと、土地代と造成費のトータルで判断できます。候補地の資料をお持ちいただければ、造成のしやすさの観点からアドバイスいたします。
対応エリアはどこまでですか?
宇都宮市を中心に栃木県全域、および近県まで対応しています。これまでに宇都宮市・小山市・芳賀郡市貝町・下野市・壬生町などで施工してきました。
開発許可は自分で取るのですか?業者が取ってくれますか?
造成工事とセットでお受けする場合、設計事務所や測量会社と連携して申請まで対応できます。土地の場所と広さ、市街化区域か調整区域かによって必要な手続きが変わりますので、まずは現地を確認させてください。手続きが不要と分かることも多く、その場合はそのまま着工できます。
盛土規制法は、自分の土地の造成にも関係しますか?
関係する場合があります。この法律は土地の用途に関係なく、危険な盛土を規制するものです。栃木県は2025年4月1日に規制区域を指定していますが、宇都宮市は中核市のため市が自ら区域を指定し、許可の窓口も市になります。お住まいの場所が区域に入っているかを含めてご説明します。
農地を宅地にできますか?
農地転用の手続きを経れば可能です。市街化区域内であれば農業委員会への届出、市街化調整区域では許可が必要で、後者は時間も条件も厳しくなります。土地を購入する前にご相談いただくのが一番確実です。転用できない土地を買ってしまってからでは手が打てません。
掘って出た土は、どこへ行くのですか?
敷地内で使える分は敷地内で回します。余った土は受け入れ先へ運搬・処分します。エビケンは産業廃棄物収集運搬業の許可(栃木県・埼玉県)を保有しており、運搬から処分先の管理まで自社で行います。見積の段階で処分量を出しますので、あとから追加になることはありません。
古い家が建っています。解体から頼めますか?
お受けできます。解体・造成・外構を通してご依頼いただくと、重機の回送と残土・廃材の運搬をまとめられるぶん、別々に頼むより安く、工期も短くなります。詳しくは解体工事のページをご覧ください。
造成だけ頼んで、外構は別の会社でもいいですか?
もちろん構いません。ただし造成の仕上がり高さと外構の計画がずれると、あとで土を足す・削るという手戻りが起きます。別の会社に頼まれる場合でも、外構の図面ができてから造成の高さを決めることをおすすめします。
株式会社エビケン